コロンビア真空管ステレオ。


先日、知人より、コロンビア真空管ステレオを頂いた。

コロンビアA04072012

懐かしい。

見覚えのあるデザイン。

コロンビアB04072012

AM/FMラジオ。

そして、レコードの再生が出来る。


しかし、ターンテーブルは動かなかった・・・。

コロンビアC04072012

スピーカーを乗っけてみると、こんな感じ。

2本のスピーカーを合わせると、本体とほぼ同じ大きさに作られている。

これを両サイドに置けば、当時、かなり、最先端のステレオだったのだろうと思う。


裏を開けてみると・・・、

コロンビアD04072012

年代の数だけ、ほこりがつもり、

あったかいせいか、クモの巣もあった。

ブラシと掃除機で、ざっと、掃除。

きれいになった。


かわいい真空管が、10本くらいはあるだろうか。

左半分は、

コロンビアE04072012

右半分は、

コロンビアF04072012

さらに、仕切りの裏側にも数本あった。


ターンテーブルをはずし、モーター部分の軸部分に油を注ぎ、

待つこと少々・・・。

油が回ると、動くようになった。


さて、電源スイッチを入れてみる。

見事に、ターンテーブルは動き始めてくれた。


ちいさな真空管に灯が灯る・・・。

次第に明るさも威力を増して・・・、

命の灯が灯ったような感覚にも・・・、感じる。

このステレオ君、元気に動き出したんだな・・・、と感じる。


すぐにでも、レコードをかけてみたいところだが・・・、

それは、しばし、お預けにした。


レコード針が心配・・・。

レコードを傷つけては困る・・・。


さらに、針のアームを止めるスタンドが折れて、アームが固定できない・・・。

それは、プラスチックで出来ていた。

まず、そのスタンドを、強力接着剤でくっつけてみようと思う。

それから、針を買って・・・、と云う段取りで。

針があるのだろうか・・・。


しかし、この時代のこの商品、手作り感満載だった。

ターンテーブルの載っている板はベニヤ板。

そのクッションは、親指に巻いたサイズ位のスプリングが、四隅にある。


小さな基盤に抵抗、コンデンサー類があったが、トランジスタはゼロだと思う。

真空管が載せられている箱の裏までは見れなかったが、きっと、手作り配線だと思う。


さて、ラジオはどうだろうか。

立派に鳴るよ、とは教えていただいていた。

なにせ、設置場所が、地下室。

ここで、電波が拾えるのか心配だった。


FMはアンテナが無いので、今回は断念。


さて、

AMラジオはどうだろう。

1350KHZ、いつものRCCラジオ。

入った。

今日は、デーゲームで、カープが5連勝。

夜は、トーク番組だった。

いい音だ・・・。

チューナーを回して、ベストのポジションを探すが・・・、

完全には、雑音から逃れることは出来ないが、

普通に、聞くには十分だと思った。

地下室だから・・・、やはり、これ以上はむつかしい。


1071KHZ、NHKはどうだろうか・・・。

おどろいた。

雑音ほぼゼロ。

クリアなまろやかな声が・・・。

やはり、トーク番組だったが、声がやさしい。


しばらくすると、曲がかかった。

やはり、やさしい、なつかしい音だ・・・。


う〜ん、まずい。

やらなければ、ならないことが、山積みなのに・・・。


やさしい、音に、声に、しばし、聞き入った・・・。

やはり、なんともいえない、やさしい、いい音。

やさしい、声。


これは、ちょっと、虜になりそうだ・・・。


いつの時代のステレオだろうか。

昭和の30年代だろうか。

40年代だろうか・・・。


とにかく、やさしい音だ・・・。


いい思いに引きずられながら、今日は、とりあえず帰宅の途についた・・・。



ありがとうございました。