NHK「カーネーション」に学ぶ。その6


今日の話は、物凄いいい話でした。

場面は、病院でのファッションショーをとりおこなう準備の様子ですが・・・。

この場面、若き末期患者の女性が、自分もファッションショーに出たいと糸子に訴える。


理由は、尋ねてくる子供達に、良い思い出を作りたいとのことだったと思う。

そこからの糸子の話がすばらしい。

人生60年を経験してきてもはじめて聞く、言葉、考え方だった・・・。


88歳の糸子が、85歳になった時に感じたことを話す。

それは、85歳になると、奇跡を見せる資格が身に付くと云うような内容だったと思う。


それは、生きているだけでも、若い人から見ると奇跡だと思うが、その上に元気でいたら、物凄い奇跡だと云う話しだったと思う。


そういえば、100歳の金さん、銀さんは元気でいるだけで、ニュースになった。

それは、彼女達の存在、元気で生きていること事態が、多くの人にとって奇跡のようなものを感じていたに違いない。


元気で、笑顔で、生きることが、それ自体が、奇跡と感じてもらえる年齢、それが85歳になった時、感じたと云う。

その資格を頂いたと思うと云われた。

子供、若い人にとっては普通の笑顔も、年寄りにとっては、それは簡単ではないのだと気付かせてもらった。


それを例にしながら、末期患者の彼女に話す内容が、本当に感動的だった。

彼女にも奇跡をする資格があると云う。

いや、役目があると云う。

それは、彼女自身がわからないだけで、すごい奇跡だという。



いつも、家族の前でも、子供達の前でも、ごめんねのこころしか表せなかったのだろうと思う。

死を目前に控えた彼女が、笑えるはずも無い。

それが普通だと思う。


しかし、そんな彼女に、笑ってみてと云う。

彼女も、それに答えて、笑顔を返す。

笑えるはずの無い人が、笑顔でいる。

それが、それが奇跡だという。


その奇跡は、子供達、家族に元気を与えることができる。

ものすごい奇跡だという。


すごい話を伺ったと思う。

自分に置き換えてみると、想像もしていなかった、高齢になったときの振る舞い、心構え、

もしかしたら、その年齢まで到達しないで、死を迎えるかもしれない自分、

これで、心構えも、振る舞いも決まった。


笑顔に努めよう・・・。

エネルギーの低下と共にしょぼくれる自分はやめよう。

死ぬまで笑顔でいたい。

死ぬ間際で、一生最大の奇跡を起こしたい。

それほどにまで、価値のあるもの、それが、


笑顔。


だと、

教わった。


糸子さん、ありがとう。





ありがとうございました。