同窓会。


還暦同窓会をやった。

中学の時の同窓会。

あの時、卒業式に送られて、さようならを告げて45年。

ついに、その日が来た。

準備すること6ヶ月と少々・・・。

しかし、待ってはいたが、あっという間にきた感は大きい。


やった。

この感覚は、完成したときの感覚に似ている。


場所は、イタ飯レストラン。

こんな雰囲気だった。(お店のホームページからいただきました。)

お店の名前は、アル・マンドリーノ。


アルマンドリーノA03172012 アルマンドリーノB03172012 アルマンドリーノC03172012

アルマンドリーノD03172012

45年ぶりの再会を演出してくれる場所・・・。

イタリアレストラン・・・、チョイ悪親父のイメージか、

はたまた、やさしいイタリア男のイメージか。


一番に到着。

ビデオカメラをセットして、

・・・、まもなく、ぞろぞろと、

先生も来られ、予定の全員がそろった。


お互いが、お互いを、食い入るように、逆に、遠慮がちに見るように見ていたと思う。

45年の空白の時間は余りにも長い・・・。

お互い、年を取った・・・、この感覚は、あったかもしれない。


姿、顔、形は確かに年齢を重ねた。

しかし、心は、45年前のそのままの心があったと思う。

こころとこころのふれあいは、昔のあの頃の、そのままだったと思う。

写真は、撮らないで、要らない・・・。

ビデオを回し、折々のスナップも撮ったが・・・、

きっと、欲しいと思うのは、記念に、先生を囲んでの集合写真だけになりそうだと思う。


出席者12名、こじんまりとしたクラス会は始まった。

勝手に、会話がはじまり、勝手に、席がきまり・・・。

司会進行は、無用に近かった。


出席のお礼と、この会を楽しんで下さいと云う願いのあいさつ。

喜びの乾杯。


思い出せば、何を食べたのか、思い出せないほど、気持ちは、会話に虜にされていた。

ビールを飲んでは、話し。

なにか美味しいものを食べては話し。

ワインを飲んでは話す。


12時開始、2時終了の予定は、

一度の、時計を見るまもなく・・・、3時になっていたと思う。

このレストランの昼食予定時間は、2時までだった。

勝手に、知らぬ間に、1時間の延長になってしまった。

レストランの方からは、一度の、クレームも頂かなかった。

無言のまま、ご協力いただいたことに、申し訳なさと、感謝の思いが起きた。


恩師の先生から、すばらしい、手作りのプレゼントを頂いた。

長屋色紙A03172012 長屋色紙B03172012

表に花が描かれ、裏に言葉が添えられていた。

先生ご本人の手作りは一枚一枚にご自宅にある植物が描かれていた。

先生の想いのこもった私への一枚がこれになった。

クラス全体の想いで、描かれて、縁あって、自分のところへ届いてくれた一枚。

先生の45年ぶりの生徒への想いとこの絵の縁を大事にしたいと思う。


いつの間にか、隣の人が替わり、自分も替わり、多くの人と、多くの会話が楽しめたと思う。

だれかれと云う事無く、移動が始まり、会話が弾み、めぐり、飛び交い・・・、

45年前の子供の時とは、きっと違う、大人になった、あの日の自分が、違う会話を楽しんでいる不思議ささえもあった。


あっという間に過ぎた時間。

全員で、先生を、お見送りした後、

母校を訪ねることができた。


校長先生のお心配りにより、実現できた。

教頭先生のお出迎えまで頂き、あたたかいお心に、全員感謝の気持ちが起きたと思う。

45年の歳月は、やはり、学校をも変えていた。

昔のままの部分と、時代の流れで変わった部分。

まるで、自分達と同じだと思ったに違いない。


正門にあるくすのきは、昔のままだという。

原爆を乗り越えてきた、樹齢100年は超えているのだろうか。

大木だった。


二次会へ・・・。

病気上がりで、長居出来ないはずの友も、参加してくれた。

彼にとって、帰らなければならない時間であったはずだったに違いない。

それほど、45年ぶりの再開は喜びを感じさせてくれたのだと思う。

体には無理をさせたが、こころは大きな薬になってくれたのかもしれない。


4時頃だったと思う・・・、に、スタンドバーをやっている、他のクラスの同級生に無理をお願いして、

カラオケ三昧。

しゃべくり三昧。

飲み三昧。


シンデレラの如く、帰宅を迫られた女性たちが一人、二人・・・、とこの場を堪能しながら、帰宅の途につかれたのだと思う。

残されたのは男共だけにはなったが・・・、

他のクラスの男二人も合流して、還暦男の昔話は、深夜12時過ぎまでの、酒宴となった。

尽きない酒宴だったが・・・、

さすがに、還暦の肉体は、限界を告げてきたのだと思う。

昼の12時から、真夜中の12時過ぎまでの、飲み続けは、夕食を食べるのも忘れていた・・・。


眠い、帰ろうの声で、やっと、重い腰を上げることになった。


終電はきっと無い。

事務所に、眠ることに覚悟はしていた。

皆にさようなら、おやすみの言葉をかけて、

一人、深夜の散歩を楽しんだ。


疲れて、酔って、それでも30分近くの散歩は心地よかった。

色々な、飛び交った言葉を思い出しながら、かみ締めながら・・・。

ある一人が言った、

「昔に戻って、遠慮なく、損得抜きで、何でも話せる・・・。」

この言葉が、このつながりは、この心地よさはなんだろう・・・と、自問自答をさせられる。

裏を返せば、現実の世の中で、心が許せなくなって来ていると云う事なのだろう・・・。


いろんな想いが、思いとなって、結論のないまま、

心地良い心の中で、膨らんだ。

級友のみんな、ありがとう・・・。

先生、ありがとうございます。


そのまま、気を失うか如く、寝入ってしまった・・・・。




ありがとうございました。