人間の文化の落とし穴。


先日、なんとも気持ちの整理をするのが難しい話を聞いた・・・。


日本では、配偶者が亡くなれば、残った配偶者が事情徴収をされるらしい。

これは、日本だけでなく、全世界的なことなのだろうか。


統計によれば、配偶者の殺人事件の7割くらいは、残った配偶者の仕業というデータがあるらしい。

事件ではないと、判断された死亡も、後で、事件だったということも、稀には報道をされるのも聞くことがある。

きっと、事件の内容、手口も巧妙になってきているのかもしれない。

一見、普通に見せかけた殺人という事は、テレビドラマの筋書きでも有る。


こんな、日本の現状があるからなのだろうが・・・、

迷惑な話だと思う。

殆ど、万が一以上に、通常の死が多いはず。

事件の発生率は、100万分の1、1000万分の1・・・?

確率は知らないが、殆ど大多数が、普通、円満な夫婦生活の死別だと思う。


警察の事情徴収は、突然の死別の直後の、一番ショックな時間帯にされるらしい。

一番、ショックで、悲しみの状態に突き落とされているその時に、されるらしい。

もし事件であれば、と考えれば、猶予は許されない、間髪要れず、されなければならない事は頭では理解できる。


頭では解っても、心では、その一連の状況は、非情にも感じられる。

それは、人生の最後の、悲しい状況にも見える。


人類の進歩は何処へ向いて歩んでいるのだろうかとさえ感じる。

オーバーに聞こえるかもしれませんが・・・、

文明を発展させ、文化を作り上げてきた、動物、霊長類の頂点に立つ人間の悲しい、末路にさえ見えてしまう。


仕方がないではないか。

確かに仕方が無い。


しかし、これを、仕方が無いではないかと言わざるを得ない事が、悲しい事だと思う。



人間として、生を頂き、

親の愛情を頂き、

頑張って成長し、

やがて、伴侶に恵まれて、幸せな結婚。

子宝に恵まれ、幸せな家庭を作り上げる。

順調に歳を重ね、

死を迎える。

夫に、妻に、相手に感謝の念を抱きつつ、人生の別れを迎える。

これは、人間が、模索してきた幸せな人生模様の一つだと思う。



このささやかな普通の思いが、死別の状況で、事情徴収という状況に出くわせなければならなくなる。

これが、悲しいと思う。


きちっとやらなければ、巧妙な犯罪は増えるかもしれない・・・。

そうかもしれない・・・。

きっと、そう、皆が理解してきたのだと思う。


悲しいのは、こんな社会になって来たこと、それが悲しい。

配偶者にこんな悲しい目を会わさせずに、この世を去っていく事は容易ではないのだろうか。


例えば癌とか、明らかな病気になって、少なからずの闘病を経て、死を迎える・・・。

これ以外、無いのだろうか・・・。

もしそうだとすれば、残念な皮肉な事だと思う。



暖かい社会を求めて、ひたすら努力してきた、人間。

しかし、ついに・・・、

こんな落とし穴も出来てしまっている。

悲しい現実だ・・・。



解決方法は・・・、

事件の無い、暖かい社会の実現・・・、これしかないが・・・。





ありがとうございます。






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