NHK「カーネーション」に学ぶ。

このドラマ、さすがに、すごいといつも感服してみさせていただいています。

プロの技術者として、プロのデザイナーとして、プロのサービス業として、立派な家庭人として、すごいとしか思えない。

次女が自分のデザインを優先する考えで、客とも周りともぶつかる。

洋服はデザイン優先、ファッション優先を押し通したいのだろうと思う。

客からの苦情。

ポケットの位置が、動きを邪魔をするという。

彼女は、そのデザインは、そのポケットの位置で生きている。もし、そこに無ければ、デザインの意味が無いという。

母は、違うと云う。

衣服は、身につける人が、気持ちよく着られる事がゴールだという。


どちらが正しいのだろうか。

個人的には、どちらも正しいのだと思う。


次女が、母の気持ちの域まで達すれば、そここそ、頂点だとも思う。


新しいデザインを模索することをしない。もしくは止める。

これは、年を経るたびに起こりうる。

増えてくる。


次女が、母の気持ちを深く理解することは、この落とし穴にも落ちることになることかもしれない。

現実を見ながら、実用性を見ながら、新しいデザインを追求することは、天才だけに許されている領域かもしれないと思う。


多くの人が、自身の中の斬新さに、年を経る毎に蓋をしていくのかもしれない。

それは、ある時は、非難にも似た事件も、罵声も起こるかもしれない。

多くの人は、それを予測してか、新しいデザインに労力を注ぎ込まなくなる。


ヘアースタイルも、そのデザインも同じことが言えると思う。


大事なこと、それは、きっと、

母の言葉の中にあり、次女の言葉の中にあると思う。


それは、お客様の為にであり、一生勉強だといっているのだと思う。



ただ、母が、娘達の感覚が理解できなくなって、ここが、引退の潮時かと自覚する場面があった。

ただ、これには、違う!頑張ってほしいとエールを贈りたい。

それは、一概には言えないが・・・、歴史に残る芸術家の傑作は、晩年になるほど、すばらしい作品が生まれていると思う。


それは、すばらしい作品は、すばらしい心から生まれてくるものだと信じたいから・・・。



ありがとうございました。