還暦で再び新婚もどき。 : The Sixtiethのブログ

還暦で再び新婚もどき。

還暦は、人生の折り返しと聞いた。

その年に、奇しくも、娘が、独り立ちした。

残されたのは、娘の父と母。

再び、二人での生活が始まった。

娘が生まれるまで、5年の年月を二人で過ごした。

それから、娘が23歳の誕生日の翌日に独り立ちの旅立ちだった。

まるまる、23年間、3人の生活が、つまり、子供中心の生活があった。

人生折り返しにしては、何もかも揃う、揃いすぎの還暦Ｕターンとなった。

一番目に来るものは、娘のいない寂しさだろうか。

二番目に来るものは、忘れきった二人での生活を思い出すことの難しさ、もどかしさだろうか。

やはり、子供は、かすがいとはよく言ったものだと実感させられる。

むかし、二人の生活の時、何をしていたんだろうと考える。

総てが、無意識の世界に近かったのかもしれない。

若さが、総てを、楽しく送れるエネルギーをかもし出しいたのかもしれない。

夢も見させていてくれた。

還暦。しかし、まだ、エネルギーは残っていると思う。

夢も、ない事はない。

では、なにが、恐れなのか。

若い時と比べて、見る目もこえた。

頭の使い方も、

心の使い方も、勉強してきた。

考えてみれば、今の方が、充実しているはずではないか。

問題は、感情的な愛情？

さめている？

それは、ある意味仕方がないと諦めよう。

温かいご飯も、時間が経てば冷める。

冷めていても味がないわけではない。

美味しく、する、料理法はいっぱいある。

そうか。そうだ。

これからは、全知全霊を駆使して、

脳もハートも駆使して、

第二の、新たな、人生の旅に出る、その意識が大事なことなのか。

落ち込んでいる暇は、

感傷に浸っている暇は、

少ししか、ないのか。

ないほうがいいのか。

みせてやる、俺の人生の集大成を。

なんて、リキんだら・・・、

だめか。

すぐに疲れて、病気になるかな。

そうだ、やっと、

わかった。

自然体でいよう。

折も折、

こんな、感傷的な気分に浸れる秋になってきた。

自然体。

とりあえずは、ケンカはやめよう。

仲良く生きよう。

趣味は、音楽。でいこう。

最愛の友、真空管アンプとも、出会えたばかりだし・・・。

こう考えると、なかなか、還暦も捨てたものではないと思えてきた・・・。

自然体。総てこれで行こう。簡単ではないか。

ありがとうございました。

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