佐村河内 守の「交響曲第一番」を読み終えました。佐村河内09062010

本の最後は

エピローグ − 一を得るために九十九を捨てる

と、ありました。

原爆で亡くなられた人は、百を奪われたわけですけど、2世の彼は一残されて、平和の尊さを、世界中へ伝える役目を仰せつかったかの様です。

九十九を失う、それを覚悟する、残された一で生き抜くことを理解する。

多分、千人が千人、自殺を選ぶだろうという苦悩の中で、2度も死に切れず、死なせてもらえす、そのたびに更に新しい生への理解を見つけ、更に克服して、立ち上がる様は、おそらく、誰にもできない程凄い事だと思います。

「人は闇に落ちて初めて、小さな光に気づくのでしょう。」

とも書いてあります。

「私にとって真実の音である「闇の音」は、この闇の底でなくては得られないのですから・・・・・・。」

とも書いてあります。

なんという力でしょうか。

神は彼を選び、彼だからこそ与えた能力と、彼だから、しか与えられない程の苦悩を、感じさせられてしまいます。

彼だからこそ、苦悩の中で、闇のなかで、真実の音を見つけ、世の人々に伝える役目を仰せつかったかのようです。

彼の一言、一行には、真実を感じます。なんの誇張もない、いや、きっとそれでも、控えめに書かれた文章だと思います。

読むのも辛い、読むのも放棄したくなるような、苦悩が書き綴られています。

しかし、彼は、苦悩の後には、そのつど、真実の悟りのような理解を得ています。

その理解は、凡人の私には「凄い。」としか言葉を見つけることが出来ません。

「交響曲第一番HIROSHIMA」を生で聴いてみたいと思います。

彼の見つけた真実の音に接することが出来、共鳴できればいいと思います。

ありがとうございました。


        音は不思議だ。j0354521良い音は人を助け、悪い音は人を苦しめる・・・。



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