映画は好きです。男たちの大和1
よくDVDを借りて見ます。

しかし、この映画は、見たくも有りでしたが、なかなか見る気持ちになれなかったんです。

何となく敬遠してきた感じです。

僕は平和公園のすぐ横にある本川小学校に通い、大手町中学、国泰寺高校に通い、平和公園を毎日の様に、見、歩き、生活を共に育ってきました。母は原爆手帳を持ち、僕は原爆二世という事になります。

この事が、僕の人生にマイナスとなって、苦労をした覚えはありません。母が、家族が、地域、社会が僕に優しく接してくれたからだと思います。

しかし、何故かは解りませんが、原爆というよりも戦争はイヤだと、もの凄く強く心にしみ込んでいるようです。

平和を願いつつ、平和の為に戦う、こんな矛盾はない。これ以上の矛盾もない。と思います。

だから、戦争を題材にした映画は見たいという気持ちの反面、気が重いのです。

若い頃はのNHKの大河ドラマで「国取り物語」がありました。大好きでおそらく、一週も逃さず見たと思います。織田信長も伊達政宗もかっこいいと、夢中でした。

しかし、最近では、このような物語すら見ることが出来なくなりました。

彼達の様に、武力で平和は創れないということを、歴史がもう既に、多くの戦争を乗り越えて物語っているからです。
男たちの大和2
個人でも、地域でも、国でも、もう争うのは止めませんか。と心から思えるようになってきました。

今は、呉市に住んでいます。大和の生まれた地です。博物館で「大和館」もあります。

映画「俺たちの大和」の多くの場所と、僕の生活の場が重なります。

負の歴史を直視する為にも、見た方がいいと思いつつ、最近まで見ることが出来ませんでした。

やっと、何となく見れるかなと思い、なんとか見ました。

が、途中一度、DVDを止めました。見るに耐えられないほどの悲劇です。あまりにも悲しい話の流れです。

しかし、現実は、この映画のこの悲しい状況を、何千人、何万人、何十万人の数え切れない方々が経験されたり、亡くなられたりしているわけですから、・・・

本当に辛い映画でした。

総ての戦争、世界中の、歴史上の、総ての戦争をやっているのは男です。女性ではありません。そして、犠牲となるのは、女性と子供たちです。

平和の為、国の為、家族の為といい、男は戦いに行きます。結果から見て、本当にその考えは合っていたのでしょうか。

大和は玉砕覚悟で出て行きました。死んでいく若者は国を守る為、沖縄は死守しなければといい、戦火を交え、亡くなっていきます。自分たちが死んででも守らなければ、日本は、里に残した、家族、女、子供は大変なことになると決死の覚悟で戦い、散っていきました。多くの命がなくなりました。
男たちの大和4
彼達の願いもむなしく、その後、広島、長崎に原爆が落とされ、更に多くの命がなくなりました。

少なくも、多くの彼達は、戦争に負ければ、日本は大変な事になると信じていたと思います。

しかし、逆に降参したら、平和が来ました。
逆に、彼たちが望んでいたように日本は守られました。

歴史は皮肉な物でしょうか。
彼達は天国でこの現実を何と思っているでしょうか。

歴史は、彼達の死をどう捕らえるのでしょうか。

彼達の死は意味があったのでしょうか。
彼達の死を無駄にならない為に、どう捉えるべきでしょうか。

何故、日本は戦争に負けたのに、平和が訪れたのでしょうか。

今、北朝鮮の脅威が報道されますが、道を誤ら無ければよいがと願うばかりです。

男は何故、戦争をするのか?男たちの大和3

女性のやさしさこそ、社会の力に、もっともっとなってほしいと願っていますが・・・・

大和はつらい映画でした。


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