晩秋そして初冬。
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最近デジカメを放せなくなった。

余りにも美しい、日本の晩秋の彩された風景には、目も心も奪われるようになってきた。IMG_1145


やっとこの年、還暦になって、心の目が見えてくれるようになって来てくれた感もある、

それくらいに広島の晩秋の風景も美しい。IMG_1146




二十数年前、一人の友人が、病魔に犯され、この世を去った。

彼が、最後に伝えてくれた言葉が、今も忘れられない。

見かけとは大違いの彼の繊細な心と、きれいな字は、心の奥深くに、深く、教えていただいた。


「いつも見慣れている何とも無い風景が、すごく美しく見える・・・。」


とあった。

この日から、周りをみる目が一変した。IMG_1135


見える風景が一変した。



しかし、彼の見た風景の域までは到底見えてはいなかったと思う。

すごく美しく見える風景・・・、IMG_1143


やっと、還暦の年を重ねて、少し、彼の意味に近づけたのかとの思いも感じられるようになってきた。


当時、その時、アメリカにいた。

異国の風景に、新鮮さばかりを感じていた時期なのかもしれない。IMG_1121


例えば、

ボストンの晩秋の紅葉は本当に真っ赤だった。
ボストン紅葉12102011


鮮やか過ぎるほどに、真っ赤に見えた。


いわば、広島の紅葉の比では無いとまでも感じていた・・・。

秋の宮島のもみじの紅葉は本当に美しいと思っていたが・・・、

それすら、及ばないとまでも感じたことがあった・・・。


それから、二十数年経た。
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しかし、やっと、

今年の紅葉を、広島の紅葉を仕事の日常の中で、

いつの間にか、目も心も奪われるようになった。

日本の紅葉はやはり美しい。IMG_1119



ヨーロッパは訪れたことが無いので、世界一とは断言できないが、

きっと、世界一に決まっていると思う。IMG_1118


そのように見えてきた。

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数々の赤。

数々の橙。

数々の黄色。

数々の緑。

数々の光。

数々の影。

そして、青い空。

そして、白い雲。

そして、寒い空気の中に負けじと咲く花々。IMG_1124

総てのそれらの織り成し。

総てのそれらの協演、競演、共演、饗宴・・・。

それらは、時として、原色ではない。

淡い色。

混ざった色。

深い色。

さっぱりとした色。

この世の総ての色を、見せてくれているような気もする・・・。



それらは、本当に美しい。IMG_1150


こんな美しい風景が、広島には太古からあった。

はずだ・・・。

自分の目と心に無かっただけに違いない・・・。


周りの日常の風景がやけにきれいになった。

見える。

理解できるようになった・・・、といった方がいい。

もったいない、こんなきれいな風景を用意していてくれていたのに・・・。

と、心の中は反省ばかりがめぐってしまう。


すっかり、緑から、黄緑、黄色かわり、黄金色に変わりきった所から、

散っていく、いったイチョウの木、並木。
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その並木が、呉の中心街を彩っていてくれていた。

その木々の黄金色も今は殆どなくなった。

目にも鮮やかな黄金色、それを秋のやさしい日差しが照らしていた。

だった・・・。


しかし、山に目を転じれば、今も、多くの木々が、繊細な、色を持って、やさしく迎えてくれている。
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日本の、広島の秋の彩りは、本当に繊細でやさしい。


若くして逝った友人に伝えたい、

やっと、あなたの見た風景がすこし見えるようになってきたよ・・・と。


身近に、こんなに美しいものがあったとは・・・。IMG_1115


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